ネクストジャーニー 世界一周と自転車

世界一周の情報を書き残す為のブログ

シンガポール自転車旅まとめ

■地図

・期間:2019/10/29-11/2
・日数:5日
・距離:56km

■ビザ・出入国審査
 日本人であればノービザで30日までの滞在が可能。審査時に出入国カードの提出が必要となる。
 入国/出国審査:問題なし。出入国カードとパスポート提示するのみ。質問もなかった。
 自転車で入国する場合、バイクと同じ道を使って入国するのだがゲートが色々とあり分かり辛い。
 出入国カードの提出が必要だがカウンター周辺にカードや記入台があるわけではないので事前にカードを入手して提出するだけにしておいた方が良い。今回は宿で事前に入手できたので予め記載したのを提出するだけで良かった。
 なお周辺にATMは見当たらなかったので宿まで無補給で行けるように水と食料はあった方がよいだろう。
■言語
 英語、中国語
 基本的に住民は英語を話していた。シングリッシュと言うシンガポール訛りの英語らしい。ただし中華料理店など華僑エリアでは普通に中国語が話されている。
■通貨
 シンガポールドル。2019年11月時点では1ドル80円程度。硬貨あり。
■宗教
 色々。
 一概にこの国はなんの宗教とは言えない。モスクもあるし、中華寺院もあるし、ヒンドゥー寺院もあるし、エリアによりまちまち。
■単位
 SI単位系。特に困ることはない。
■時差
 日本との時差は1時間。マレーシアと同じ。マレーシアから入国する場合は時刻変更の必要がない。
■気候
 暑い。マレーシア同様。
■治安・人柄
 良い。現地人とあまり絡むことがなかったので人柄は不明だが通りを歩いている感じでは悪い雰囲気はない。
■物価・食事・水・衛生面
 物価は高い。マレーシアでコカコーラ一本2.8リンギット(70円ちょっと)で買えたものがシンガポールでは2.8ドル(220円)となり同じ値段でも通貨が違うだけで日本円で3倍も変わってくる。
 飲料関係は総じて高かった。恐らく水は自国で賄えないのが影響しているのだと思う。マレーシアから買ってるらしい。
 しかし水道水は飲めるのであり、宿で水を飲む分にはお金は掛からなかった。
 飯は大体一食6ドルくらいだろうか。安いところを探せばもっと安くなると思う。今回は節約したかったのでラーメン自炊で食費を抑えた。
 衛生面も悪くはないと思う。しかしこれに関してはお店しだいかな。結局調理している人間の意識によるところが大きいし。
 宿の物価も高い。ドミトリーで最安でも1泊1000円程度はかかる。
■宿泊地
・探し方:予め調べていたTree In Lodge Hostelに宿泊
 シンガポールでは長期自転車旅行者向けの宿があり、そこに泊まった。3泊までは自転車旅行者割引で半額になるし。難点としては自転車を宿の外に置かないといけないこと。夜間は宿内に入れることができるけど、正直めんどくさかった。
 国土の狭いシンガポールでは一ヶ所に泊まれば十分だと思う。
WIFI・電源
 フリーWIFIはほぼ無い。滞在期間が一週間以下と短いのでSIM購入もせず宿のWIFIだけで過ごした。
 電源も宿のコンセントを使用。
■道路・交通マナー
 日本と同じ左側通行。交通マナーは良い。クラクションを鳴らしてくる車は少ない。
 高速道路は自転車の走行は許可されていないのでなるべく下道を走るようにしたい。ただし空港まで自走で行く場合、どうしてもある程度高速道路を走る必要がある。
 タクシーを使うのが確実だが、数千円かかるので今回は自走で行った。
自転車店
 何店舗か存在する。プロスポーツショップも多いので部品の入手も容易だと思う。今回段ボールを入手する為に複数店舗訪ねたが一部店舗では提供を断られた。
■その他
 特になし
■トラブル
 特になし
■感想
 国土が狭いので数日滞在すれば十分かなという感じ。

マレーシア自転車旅まとめ

■地図

・期間:2019/9/27-10/28
・日数:32日
・距離:997km
■ビザ・出入国審査
 日本人であればノービザで90日までの滞在が可能。出入国カードは廃止されているので国境にてパスポートを提示するだけで良い。
 入国/出国審査:問題なし。質問もなし。少々困ったのがタイ側から入国する際にマイナー国境を使用した為、入国後直ぐに現金を引き出すことができなかった。
 出国の際にはバイク用の国境を通過する為、小銭を処分することが出来ないままシンガポールに入国してしまった。マレーシアとシンガポール間の出入国はバイク用なので少々戸惑った。
■言語
 マレー語、英語、中国語、ヒンディー語、etc..
 多民族国家のマレーシアでは統一された言語というのは無く、それぞれの民族がそれぞれの言語を使用して生活している。道路標識など基本的にはマレー語が標準の様だが、商店などは中華系の場合中国語、インド系の場合ヒンディー語を使用していて、中華系マレー人は認識としては中国人として印象。中華レストランでは普通に中国語で話しかけられる。
 こういった関係から英語が話せる人が多いのがマレーシア。結果としてマレー語は一切使わず、英語だけでコミュニケーションが可能だった。
 文字はアルファベットを使用してるので読めないということはない。中華系の住民が住んでいるところでは漢字が普通に使われている。
■通貨
 マレーシアリンギット。2019年10月時点では1リンギット26円程度。硬貨が使用されている。補助単位はセントとなり、これらが硬貨に使用されている。ATMで現金を引き出す際に手数料が必要だが幾らかは表示されなかった。多分数百円は取られている。
■宗教
 これも多種多用。中華系寺院からヒンデゥー寺院、イスラムモスクやシーク教の寺院まであらりとあらゆる宗教が存在している。ちょっとしたカオス。
 ただし、スカーフをかぶっている女性を多くみたことから多数派はイスラム教なのかな。
■単位
 SI単位系。まあ特に混乱することはない。多少気になったのが時速を表す際に/hが/jになっていたこと。マレー語だとjになるのかな。
■時差
 日本との時差は1時間。タイの時差は2時間なので、1時間ほどタイより早くなる。
■気候
 暑い。酷暑まではいかないが日中は30℃を普通に超える。10月頃から雨期になるらしく、クアラルンプールでは毎日1時間以上雨に降られていた。ただしずっと降り続くことはなかった。
 終わらない夏。エンドレスサマー
■治安・人柄
 治安ははっきり言って悪い。アロースター周辺にて自転車走行中にいきなり2人組のバイクに襲われてスマホを奪われた。犯人はマレー系ですぐに被害届を出したけど、スマホは戻ってこない。
 なんかマレーシアって治安が良いイメージがあったけど嘘だなって思った。観光地では比較的治安が保たれているけど田舎の方は危険が多い。現地の人に夜野宿をしては絶対に駄目だナイフで刺されるぞと言われりして怖かった。治安が良くないのにも関わらず田舎の宿は一泊1500円とかして高いのが悩み。
 人柄は良い人が多い。英語が話せるからコミュニケーションができるし、なんというかラテンのノリかな。
■物価・食事・水・衛生面
 物価はタイと同程度か若干高い。コークが500mlで2.5~3リンギット。概ね2.8リンギット(72円)程度。水1.5Lが2リンギット(52円)と言ったところ。店によって値段がまちまち。セブンイレブンもあるが値段は一定ではない。コンビニで弁当も売ってないし不便である。タイを見習って欲しい。
 食事は良い。多民族国家なので料理も様々な国の物を食べることが出来る。中華系は旨いが量が少なく、インド系は味はいまいちだが量が多く満足度が高い。基本的にはコスパの良いインド系の店に良く行っていた。
 マレーシアの文化なのか食事の際にドリンクを注文することが暗黙のルールになっている。なのでいつもドリンク代がかかるのが難点だった。まぁ断っても苦い顔されるだけだが。
 水は引き続き購入。だが宿にウォーターサーバーが置いてあることが多く、買う頻度は低くなった。若干高いし。クアラルンプールで出会った中華系マレー人は水道水は飲んじゃだめだと言っていたので飲まない方が良いのだう。
■宿泊地
・探し方:大都市であればBooking.comやAgodaで安宿を検索。地方では宿代が高くなる為、野宿か寺院に行き泊めてもらった。タイと違い警察でキャンプは不可。門前払いされることが多かった。タイと比べ治安は悪くなるのに警察は親切ではない。ガソリンスタンドはあるが屋根が無く、雨が多いのでガソリンスタンドでのキャンプはしなかった。大抵の場合、治安が悪い国は物価が安く宿に泊まりやすいのだが、マレーシアの場合は治安が悪いくせに宿代、物価が高い残念な国である。野宿は治安上おすすめしない。モスクや寺院の敷地で許可をもらいキャンプするのが良い方法だと思う。
 観光地では1拍10リンギット(260円)と言った激安宿があった。

WIFI・電源
 フリーWIFIは見かけなかった。宿のWIFIを使用してネットをしていたのと、盗まれたスマホの代わりとして購入した格安スマホが地域ロックがかかっていて現地のSIMでアンロックする必要があったのでSIMを購入。ネット環境はSIM購入のおかげで問題なかった。電源は宿で充電。他の東南アジア諸国と同様ベッドに一つコンセントがついている。野良充電は難しいと思う。
■道路・交通マナー
 左側通行。なんとなく右側通行のイメージがあったが日本と同じ左である。運転マナーは良い方だと思う。クラクションを鳴らさせることは少ないし、むちゃな割込みをしてくる車も少ない。
 道路は路肩が狭いことが多く、横すれすれを車が通行して怖かった。
自転車店
 都市部ではそこそこ自転車店があるし、地方都市でも町の自転車屋みたいのはちょくちょく見かけた。
■その他

■トラブル
 ・自転車走行中にスマホを奪われた。
 ・サイクルコンピュータを紛失。
■感想
 治安悪く、景色も別に良くない。道路の路肩は狭いし物価は高いでマレー半島を縦断するといった目的がなければ自転車旅行には向かない国だと思った。

【サイクルコンピューター】B'TWIN 500 WIRELESS CYCLOMETER

クアラルンプール近郊でサイクルコンピューターを紛失した為、デカスロンにて新規購入。99RM(およそ2600円)。

基本的な機能は備わっていてワイヤレスなのが選定理由。本当はキャットアイのが欲しかったが値段が倍程度するので予算オーバーの為こちらを選んだ。

コンピューターをゴムバンドで固定するタイプでレビューを見るとうまく固定されず脱落しやすいといった評価がちらほら。なのでプラスチックのバンドで補強して固定している。累積走行距離のオフセット機能がないのが残念。

 ■追記

2020年2月にオーストラリアにて故障。半年ももたなかった。

故障の原因は恐らく半田付けの不良と内部の結露。朝方記録を確認しようとボタンを押した瞬間画面が突然消え動かなくなる。念のため新品電池に交換してみたが変化なし。