ネクストジャーニー 世界一周と自転車

世界一周の情報を書き残す為のブログ

【北米24日目 】ウィリアムズ南7km→セリグマン西7km

2018/5/30

走行時間:5:26:44
走行距離:88.39 [km]
平均時速:16.2 [km/h]
積算距離:11852.22 [km]

 

少し時間がたってしまったので思い出しながら書く。

ゆっくりとテント撤収後、来た道を戻り再度マックへ。

朝食で1000kcal越えのメニューが見つかったので、それを注文。

窓際の位置に座り、充電をしながら朝食を食べる。

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GoogleMapでこの先の道路を確認すると、一部区間の交通が遅くなっている場所があり、多分工事してるんだろうなと思う。また昨日みたいに誘導されて走るのは面倒だけど他に道がないし、予定通りインターステートを走ろうと決める。

 

だらだらとネットサーフィンを楽しみ、正午前に出発。

インターステートに合流する橋の上で写真を撮っていると遠くにチャリダーが見えた。

手を挙げて目視で挨拶。どうも行き先が同じ様だ。が、自分の場合、相手が話しかけてくれば話すけど、そうでなければ積極的には話しかけないタイプなので相手が先に行ったことを確認してからインターステートへ合流。

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少しばかり先に進むと工事案内の看板がどどんと出てくる。

車線が減少し、路肩が狭くなる。

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そうこうしていると、先にいっていたはずのチャリダーに追い付いてしまい、何も挨拶しないのはあれかと思い、ハローとだけ言う。相手はそれに応じて笑ってくれるが話しかけてくる気配はない。これは自分と同じタイプなのかな?と思い先に進む。

抜きつ抜かれつつをしていると、最終的に抜かれてしまい彼はいずこかへ消えた。

貯め込んだ高度貯金を一気に使い切りる下り坂を降りて、アッシュフォークの町にたどり着く。ヒストリックルート66の看板があったのでそこで写真を撮っていると少し離れた木の下でさっき見たチャリダーが偶然休んでおり、彼から話しかけられる。

彼はマイアミからアメリカ横断の旅をしており、僕と同じくラスベガスに向かう予定だという。ふーんと思いながらお互いについて少しばかり話す。彼の自転車は荷物満載で僕の自転車よりも重かった。

休憩が終わり、んじゃ進みますかということでインターステートを走る。ペアランするとは言ってないのだが、同じぐらいのスピードになってしまい並走する。

インターステートと旧ルート66は一致している区間としていない区間があり、僕は旧ルート66に行くつもりだったので、分岐箇所で彼に自分はここでインターステートを降りるんだと伝えると、意外にもついていっていいか?と聞かれたので構わないよ答え一緒に進むことに。インターステートを降りると一気に交通量が減り、路肩は無いが走りやすくなる。気持ちの良い一本道がずっと先まで続く。正直写真を撮りたくて仕方なかったのだがペアラン中なのでできない。もどかしさを感じながら走る。

 

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ペアラン中に彼が初音ミクの曲「ワールドイズマイン」をかけてきたのにはびっくりした。お前、ニコ厨なのか?と聞いてみるがどうも違うらしい。その後の選曲もニコ動関連ばかりでチャリダーは自分も含めオタクばっかりなんだろうか?と思いながら進む。

 

セリグマンの町で休憩後、予め調べておいた野宿場所へ向かう。が、そこがただの道路の側道の原っぱでキャンプ向きではない。鉄道線路も傍にあるので列車の音もうるさい。

うーんと思っていると彼が線路を超えた先ならキャンプに良さそうだぞと言ってきたので、線路を超えた先で野宿することに決める。

 

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テントを張り、食事の準備。と言っても自分は自炊道具を持っていないので彼の食事に混ぜてもらう形になるのだが。

彼からグランドキャニオンで見つけた、車に撥ねられて死んだ鹿の肉があるけど食べる?と聞かれる。自己責任でと念押しで。どうやら死んだ鹿から肉をはぎ取ったらしい。どんだけ野生児なの君は。食べるか?と聞かれたら基本的に食べるというのが礼儀かなと思い一応食べると答える。インスタントラーメンのスープに入れればいいよと言われたので、熱を通せば大丈夫でしょと思った訳ですよ。

 

んで調理器具を見せてもらったのが、熱源がまさかのその辺に落ちてる木。マジか。

米を炊くというので、出来上がったご飯を頂く。うん食える。鹿肉はオリーブオイルに漬けられて、一応下処理はしてあった。一口だけ食べて後はやめておいた。味はサラミに近い。

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時々風向きにより、煙が顔にかかり不快だったが、興味深い一日だった。