■行程
フランス人の道の起点、フランスのサン=ジャン=ピエ=ド=ポー(Saint-Jean-Pied-de-Port)からスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)までの799 km。そして果ての岬フィステーラ(Fisterra)への道
※途中 巡礼路以外の寄り道あり
■期間
2017/08/03 ~ 2017/09/09 (38日間)
寄り道以外、ほぼ自転車を押しての歩き。
■費用(生活費)
792ユーロ(100,584円) @127円 (1日平均2,647円)
・内訳
食費:約4万8千円 (1日平均1,274円)
外食ほぼ無し 。宿での自炊(パスタ)か、手作りサンドイッチもどきが主。
宿 :約3万4千円 (1日平均 889円)
巡礼宿(アルベルゲ)のおかげで、宿代は少なくて済む。
巡礼中はすべて宿を利用した。野宿なし。
観光費:約6千円 (1日平均 168円)
ほとんどの教会は無料で入ることができるのでお金はかからない。
雑費:約1万2千円 (1日平均 302円)
書籍代と自転車のパーツ代が主。
■クレデンシャル
巡礼宿に泊まったり、レストランで巡礼者メニューを食べたり、巡礼証明書を貰ったりするのに必須のもの。四国巡礼における御朱印帳のようなものと考えればよい。
左(白色)はサン=ジャン=ピエ=ド=ポーの巡礼事務所で入手したもの。
右(黒色)はスペインで追加購入(2ユーロ)したもの。
巡礼宿に泊まる際やカフェで休憩する際などにスタンプを押してもらうことができる。
公式では1日2個以上のスタンプを押してもらうのが良いそうです。
・サン=ジャン=ピエ=ド=ポーの巡礼事務所の場所
・サンチャゴデコンポステラの巡礼事務所の場所
■巡礼証明書
巡礼を終えると巡礼事務所にて証明書を受けるとることができる。※条件あり。
(※徒歩100km以上、自転車200km以上)
左が有料(たしか3ユーロ)の到達証明?書。右が無料でもらえる巡礼証明書。
左がフィステーラで貰える証明書。右がムシアで貰える証明書。
共に無料で観光案内所にて貰うことができる。(要クレデンシャル)
■参考書籍
サン=ジャン=ピエ=ド=ポーの雑貨屋で購入した。
英語で書いてある少し厚めのガイドブックが有名らしいが、それは後から知った。
・ミシュラン カミーノデサンチャゴマップ (7ユーロ)
歩行者用のマップ。高低差が視覚的に分かりやすい。薄くて軽いので良い。行程の振り返りに使っていた。
・フランス人の道自転車巡礼マップ (16ユーロ)
自転車で巡礼する人向けのマップ。巡礼路は基本的に山道(歩道)なので自転車には向かない。なので、自転車用に迂回した道を掲載している。が、自分の場合、初日以外はほぼ歩行者と同じ巡礼路を進んでいたので使わなかった。
■役に立つアプリ
・Camino Pilgrim (無料)
フランス人の道専用。
フランス人の道を行く場合、このアプリがあればすべてこと足りる。
大まかなルートとアルベルゲのリストが含まれており、特にアルベルゲのリストが素晴らしい。値段、設備(ベッド数やキッチンの有無は重要)、営業時間、宿の場所が分かるので迷うことがない。予めWiFi環境で地図を閲覧しておけばある程度はキャッシュされるのでオフラインでも地図を見ることができる。
・Camino de Santiago Companion (有料)
フランス人の道専用。
初日の行程のみ無料で使える。水場や観光名所、分岐など詳しく書かれている。
アプリ内でオフラインマップをダウンロードできるので、お金に余裕があれば購入すると便利だと思う。自分は節約したいので課金しなかった。
・my Camino de Santiago Mobile
フランス人の道以外の道も網羅している。
ポルトガルの道で少しだけ使用。宿情報が載っているがあまり使い物にならない。
参考程度かな。