ネクストジャーニー 世界一周と自転車

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【事件】イギリスでの荷物盗難

 

ヨーロッパではよく盗難の話を聞くので、盗られるかもしれないと思っていたが、イギリスで実際に荷物盗難にあった。その時の話をまとめておく。誰かの参考になれば幸いである。

 

■概要

イギリス、ケンブリッジにて公共駐輪場に自転車を停めた後、街を4時間程度観光。戻ってくると、自転車のパニアバッグが何者かによって開封され、傍には荷物が散乱。内部の荷物が盗まれていた。被害額は3~4万。輪行袋、HDD、自転車工具一式、救急キット一式、カメラ充電器。

 

基本的に僕は観光するときは宿をとり、そこに自転車と荷物を保管するのだが、この日は土曜日で安宿が無かった。また、いつもはなるべく人の目につくところに停めるのだが、この日はあいにく雨で、たまたま屋内の無料駐輪場を見つけたのでそこに停めしまった。

 

■場所

イギリス、ケンブリッジ、公共駐輪場

地下が公共の駐輪場になっている。この日は雨だったこともあり、駐車場にとめて観光をすることにした。なんだか薄暗い雰囲気で人もいない嫌な感じがしたが、監視カメラが設置されており大丈夫だろうと判断した。これが間違いだった。自転車自体はポールにしっかりとロックしていたので被害なし。施錠できないパニアバッグ内の荷物が狙われた。

  

■日時

 2017/6/2  16:00 - 19:00

 

■被害届

翌日警察署に行き、被害届を出した。

以下、流れ。

 

前日に盗まれたもの、日時場所をあらかじめ紙に書き出しておいた。

警察署に行く。

受付の人に紙を見せて荷物が盗まれたことを伝える。が、101に電話してと言われる。

英語ができないと伝えると、取り敢えず電話を掛けてと相手に言われ、仕方なくスマホで電話(simを買っていたので通話することができる)。相手が出ると受付の人が代わりに概要をオペレーターに説明してくれた。

折り返し電話があるとのことで待つ。

折り返し電話があり、受付の人に渡すが、どうやら盗まれたもの詳細を自分で説明してくれと言われ返される。仕方なく片言の英語で電話の人に話す。日時、場所、盗まれたもの。滞在先の住所。いつまでイギリスに滞在するか。数週間後には出国すると伝えると明らかに相手がやる気をなくすのが分かった。

HDDのメーカーとシリアルナンバーは?と言われるがシリアルナンバーは覚えていないので答えられなかった。あと輪行袋も説明するがどうしても伝わらず。

現場にCCTV(監視カメラ)があったか?と聞かれ、あったと答える。

何かわかった連絡するからと言われ、連絡先として電話番号とメールアドレスを伝える。

最後に何か番号をメモするように言われたので番号をメモする。それで終了。

てっきり紙で何か発行されるのかと思っていたが、イギリスは番号を発行して終わりみたいだ。

結局彼らから連絡が来ることはなかった。

 

■教訓

・たとえ公共の駐輪場であっても、人気のない場所に自転車を停めてはいけない。

・監視カメラがあるからと言って安心しない。

・フル装備の自転車から離れる場合は、せいぜい20分以内を目安として長時間留め置かないこと