ネクストジャーニー 世界一周と自転車

世界一周の情報を書き残す為のブログ

【北米23日目 】フラグスタッフから西10km→ウィリアムズ南7km

2018/5/29

走行時間:3:54:31
走行距離:58.94 [km]
平均時速:15 [km/h]
積算距離:11763.83 [km]

 

6:10起床。
テントの外は昨日と変わらず快晴。気温も暑くなく寒くなく最適。
喉の痛みも半分くらいになり、今日は出発できそうだと空を見て思う。
ゆっくりと寝袋を片し、広くなったテント内で食パン2枚にスライスチーズと合成肉のハムを挟んだ即席サンドイッチを頬張る。
相変わらずのまずさ。食パン1枚が70kcalと仮定して2枚で140kcal。スライスチーズが35kcalにハムが分からんが60kcalぐらいか?と考えおよそ235kcal。カロリー的には全然足りないのでもう1個サンドイッチを作成し食べる。おえ。仙豆があれば良いのにと思う。
ダメ押しでバナナ1本を追加で食べる。バナナの食べやすさは異常。すぐに食べれて消化も良く手も汚れない。どこでも入手できる。神の食い物か。

昨日活躍したソーラーライトを充電の為テントの外に置く。だが遠くに置くと絶対に忘れるので近場に限る。
荷物をパニアに詰め終わったものから外へ出し、徐々にテント内を整理していく。

テント撤収の際に底に空いた穴も2か所ほど補修。5mmほどの切れ目だが、こういうのは見つけた時に対処するに限る。
なんやかんやで出発は10時過ぎになる。

他のキャンパーは大方キャンピングカーだが、テントを使用する人もちらほら見える。

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2日いた野営地を離れ、いざインターステート(高速道路)へ。
歩行者禁止の看板あり。本線に合流すると、自転車は路側帯のみ走行可という看板を発見。安心して進む。
路側帯も通常の道路より広く作られており、その広さは大体1車線分に相当する。片道3車線の内、路側帯がその1車線だと思えばよい。追い越し車線。走行車線。路側帯。
日本の高速道路と同じ様なつくりになっている。

西に10kmほど進み、途中にあったマックで暫し休息。Wi-Fiダイアルアップ回線なのかこれは?と疑うくらい遅い。先進国にあるまじき遅さ。
ちなみに見かけるアジア人はほぼ中国人である。レンタカーを借りて少数グループで観光する人たちなのだろうなと思う。
このサービスエリアのような場所はランドリーも併設されており、割と使い勝手が良さそうだなと思った。

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そこからさらに西へ。大型トラックがバンバンと追い越していくが、広い路側帯のおかげでそんなに怖くない。
前方に道路工事の看板がちらほらと見え始め、車線減少のマークが。

およよ、と思っていると前方にパトカーが構えており近づくと手招きをされる。
警察のおばさんに英語でこの先は工事中で危険だからうんぬんと説明されるのが、やはり詳細は英語力不足で理解できない。ははん、待てよこれは道路工事してるから自転車をトラックに載せて工事終了ポイントまで送ってやるよということか?と思ったがそうではなく、とりあえず先に進んで言われ先へ進む。
こうこうしていると、また別のパトカーが前方に現れ手招きされる。再度この先は危険だからうんぬんと話をされる。いまいちよく分からんのですという顔をしていると何人?と言われ日本人と答えるとグーグル翻訳で翻訳した結果を見せてくれた。
ありがたいのだが、これまた英語の翻訳が糞で仕方がない。翻訳結果に「あなたは殴られる」と出てきたので流石に意味が分からず、元の文を確認するとGet Hitという文が見えた。Hit?てなんだ?と思ってたら、車に撥ねられるという意味だということにやっと気づいた。ヒットね、なるほど。

それから、その警官が先のルートの説明をしてくたのだがいまいちよくわからんというと、着いてこいということでパトカーに先導され進むことに。まさに舗装工事をしている最中を自転車で駆け抜ける。これがまた数キロ続くんだなこれが。
パトカーを必死に追いかけなんとかウィリアムズの町に入る出口まで移動する。パトカーが先導してくれているので写真を撮ってる暇なんてない。
案内してくれたんだし、最後にパトカーに御礼を言うかと思っていたのだが、僕の到着を確認するとパトカーは停まらずにさっさと戻っていってしまった。なんだかな。

ウィリアムズの町もフラグスタッフに似て周りに山も見えるし、鉄道でグランドキャニオンに行く場合の拠点でもあるのに、フラグスタッフほどの発展を感じない。
何が違うのだろうか疑問に思う。慢心、環境の違い
町中のマックでネットをしているうちにもう今日はこの近くにある、またもや無料キャンプ場もとい野営地へ行こうと決める。ここのマックのネットも快適だったし。

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1000kcal越えの食事


ここでもアジア人は中国人の方が多い。というか中国人しかいない。僕のテーブルの前に座った中国人老夫婦の夫がデカい音で放屁をかましてくれるのはほんと勘弁してくれ思った。鼻が詰まっているので匂いは分からないけど音は聞こえるんやで。まあ自分も数日はシャワー浴びてないので体臭については自信がないのだけれども。

マックを出て坂を上り、予定していた野営地へ。が、森林火災への警戒とのことでその場所はクローズされていた。

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おいおいマジかよと思いながら周辺を走り別の場所を探してみるとキャンピングカーとテントがある場所を見つけそこでテントを張ることにする。
入念にテントを張る場所を検討し、地面に松の葉が少ない場所にテントを張る。松の葉は針の様になっているで最悪エアマットがやられる。例えるなら剣山の上にテントを張るようなものである。初めて下にブルーシートを敷きテント設営。まだ初回なのでまだブルーシートの評価はできない。

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まずいサンドイッチを少し食べ、この日記を書き、本日は終了。
キャンピングカーが使うガソリン発電機のエンジン音がうるさい。22時は消えた。