■地図
・期間:2019/11/3-11/27
・日数:25日
・距離:963km
■ビザ・出入国審査
日本人であればノービザで30日までの滞在が可能。入国時に税関の用紙を提出する。
入国審査:問題なし。念のため出国チケットを手配したが入管で聞かれたのは何日滞在するかのみ。
出国審査:問題なし。質問もなし。
なおノービザ入国の場合、滞在の延長は出来ないので注意。延長する前提の場合はビザを入手して入国するべきだろう。
■言語
インドネシア語。その他地方言語。
インドネシア語はマレー語と似ているのでマレーシアで覚えた単語がインドネシアでも使える。
ナシは米。ゴレンは炒める。マカンはご飯。スラマッパギはおはようございます。テリマカシはありがとう。ブラパはいくら?。
アクセントが基本的に必要ないのでそのままローマ字読みすれば大抵通じるので比較的楽だった。
マレーシアと違い住民は英語を話さないのでインドネシア語をある程度理解する必要がある。
その分インドネシア語で話しかけると好意的に接してくれるのでインドネシア語を勉強することは旅に役立った。
■通貨
インドネシアルピア。2019年11月時点では1000ルピアがおよそ80円程度。1000ルピア、500ルピア、200ルピア、100ルピアは硬貨あり。
何故か道端に硬貨が落ちていることが多い。
■宗教
イスラム教、ヒンドゥー教、仏教。
ジャワ島は基本的にイスラム教が多数派である。バリ島ではヒンドゥー教が多くなる。仏教はヒンドゥー教と混ぜこぜになっている印象をうけた。
■単位
SI単位系。特に困ることなし。
■時差
ジャワ島は日本との時差2時間でタイと同じ。バリ島は時差1時間となりマレーシアと同じになる。同じ国家でも地域により3つのタイムゾーンが存在する。
■気候
暑い。が湿度が他の東南アジア諸国より低いように感じる。風は涼しいことが多いし、夜は気温が下がり過ごしやすくなる。
火山など標高の高い地域では夜は相当に冷え込む。ダウンジャケットが必須だった。日中は過ごしやすい気温となる。
■治安・人柄
思ったほど悪くはない。当初は外務省の安全情報を見て行くのはやめようかと思っていたが、やばいなと感じることはなかった。
人柄、おおらかな人が多い印象。タイ人と似ているような。
値段が書いていない店では少々ぼったくられたかなと思うことがあった。ただ、精々1.5倍程度なので許容範囲。
日本語の挨拶を知っている人が多少いた。"ありがと、ありがと"と言う人とかね。
■物価・食事・水・衛生面
物価は安い。コカコーラがジャワ島だと4500ルピア程度(35円)。ただし容量が390mlと少なめ。バリ島だと5000ルピアに定価が上がる。恐らく運送費が上乗せされている。バリ島の空港では物価が恐ろしく跳ね上がるので注意。
ただし、バリ島の観光地ではコカコーラが10000ルピア(80円)と倍になり余り安いと感じない。
食事。ナシゴレンというチャーハンを好んで食べていた。観光地だと20k~30k程。田舎だと10k程(80円)で食べることができる。他にもバクソと呼ばれる肉団子の入ったスープ(5k~15k)。ミーアヤムといった麺類。
アヤムが鶏肉を表す。
マレーシア同様ドリンクを注文するか確認されることが多い。アイスティーなら3k程。観光地だと5k程。
■宿泊地
・探し方:観光地や都市ではBooking.comやAgodaを使う。OYO等のホテルが割安になっていることが多い。田舎ではGoogleマップで検索。
観光地や都市では安宿が豊富だが田舎に行くとクオリティが低い上に高かった。個室で1泊1000円以上など。
田舎は高いのでバス等でスキップするのも手である。
野宿は集落の間隔が短いので難しい。しかしインドネシアでは警察署やガソリンスタンドでお願いすればテントを張らせてもらえる確率が高いので、そちらでお願いすることをオススメする。
■トイレ事情
インドネシアではコンビニが普及しており、コンビニでトイレを借りることが出来る。ただしトイレットペーパーなど置いていない上に、ケツを洗うシャワーヘッドもない。あるのは柄杓のみなので、ここで今まで頑なに回避してきた左手を使ったダイレクト洗浄方法を会得した。慣れれば確かに気持ちいい?かもしれない。
基本的に宿でもトイレットペーパーはないのでそのつもりで。
■WIFI・電源
レストランなどでフリーWIFIと書かれているのを時々目にした。今回はSIM購入したのでフリーWIFIは使用しなかったが比較的簡単にネットに繋げるのではないだろうか。
ただし、そういった店がどこにあるか事前に分からないので不便である。
■道路・交通マナー
左側通行。交通マナーはあまりよろしくない。ベトナムよりはマシと言った程度。クラクション増える。
舗装が汚くぼこぼこしていて路肩も少なく交通量が多い。手抜き過ぎだろと思うことが多々あった。幹線道路を走っていても全くつまらないので田舎の道をなるべく使うことをお勧めする。路肩も自転車が通れる幅があるところとないところがあり、ないところでは後方の車に冷や冷やさせられる。
インドネシアの面白さは田舎にあるので、ただ幹線道路を走っただけではつまらないだけだろう。
道路脇で寄付を募っているのをたびたび見かけた。モスクの前でやっているのが多かったと記憶している。路肩に拡声器を持ったおっさんがセリの音頭みたいになんやらしゃべりながら募金をするように呼び掛けている。路肩には人が立っていてなげ銭を受け取る仕組みらしかった。
バニュワンギに向かう途中の峠で道端に乞食のおばちゃんや子供をよく見かけた。
■自転車店
都市部ではそこそこプロショップがあるが田舎はないなあ。
■その他
特になし
■トラブル
入国早々空港でパンク。予備のチューブに交換するも直後にパンク。パンクした状態で自転車店を探し回る羽目になった。
路駐していた車を避けるために未舗装の路肩に進入したところ、砂状になっておりスリップして自転車転倒。特にけがはなし。
バリ島でカメラのレンズが故障。
■感想
当初予定に無かったインドネシアだが、行って良かった。火山を見ながら走ったり、クレータの中を走ったりなど他のアジア諸国では体験できない経験ができた。