いかん、放置しっぱなしで記憶が薄れてきてる。
【北米90日目 】ホワイトホースから南東に30k橋の下
テントを撤収し、キャンプ場のレストエリアでインスタントラーメンを食べていると日本人ですか？と声をかけられる。そこに立っていたのはこんがり日焼けしたスポーツマンタイプの青年だった。カヤックしに来た日本人かなと思っていたが、聞けば彼も自転車で旅をしている人で、アラスカから来たという。昨日は他のバイカーと一緒にキャンプ場に泊まったらしく、バイカーと爽やかに挨拶している。ぐ、こいつからはリア充オーラが満ちているぜ。そして名刺を渡された。僕は大抵の自転車世界一周ブログをチェックしているので、彼のブログのタイトルには見覚えがあったが、なんとなく癪なので黙っておいた。
彼と一通り会話し、僕が使っていた野宿場所を案内して別れる。まったく、ゴールドラッシュならぬ空前の日本人ラッシュである。１０時には出発しようと思っていたが、実際には正午を過ぎていた。まぁいい。そこから数十キロ走ったところに良い感じのレストエリアがあったので、傍の橋の下で野宿。
【北米91日目 】JackesCorner北東10kレストエリア
この日は黙々と走り、野宿候補地としていたレストエリアにて野宿。ここはキャンプ禁止の看板もなく広々していた。
【北米92日目 】テスリン西4kのレストエリア
テスリンは小さな村であるが、そこにはガソリンスタンドがあり、グローサリーストアーがある。そこを目指して走った。ビジターセンターがあることを期待していたのだが無く、WIFIにつなげると思っていたあてが外れる。村の中では野宿は厳しそうだと判断し少し引き返してレストエリアにて野宿。この日はどんよりとした曇りで雨も降りだし寒かった。
【北米93日目 】MorleyRiverレクリエーションサイト
食料と水を補給し出発。この日は上り坂が多く、前日に引き続き天候も良くなかったので４０ｋ先のレクリエーションサイトで切り上げ。
【北米94日目 】LittleRancheriaFallsレクリエーションサイト
雨が降ったり止んだりの中を出発。初っ端に上りなので押して歩いていたら、ピックアップトラックのおっさんから水ボトルを頂く。アップダウンの多い道で非常に疲れる。本日もレクリエーションサイトにて野宿。
【北米95日目 】ビッグクリークキャンプ場から東に6k川原
何度もえげつない登りが出てきて、必死こいて走る。アップアップダウン。ダウンアップアップ。アップダウンダウン。途中日本人チャリダーに出合い３０分ほど立ち話。野宿候補地としていた川原で野宿。
【北米96日目 】ワトソンレイク野宿
何とかワトソンレイクまで到着し、ビジターセンターにてWIFI補給。スーパーで大量に食材を買い込む。そのスーパーのトイレに大量のコンドームが無料配布されており、危ない町なのだろうか？と疑問に思った。この日は近くの湖畔で野宿。
【北米97日目 】LiardRiverHotSprinmgsキャンプ場
ビジターセンターにて情報収集していると日本人家族がやってきた。彼はこれから温泉に向かうというので、一緒に同行させてもらうことに。ビジターセンターの倉庫に自転車を預かってもらい、温泉に併設されているキャンプ場に宿泊。久しぶりに楽しい時間だった。やはり温泉は最高である。道中、車越しにバイソンも見ることができた。
【北米98日目 】ワトソンレイク野宿2
朝風呂を浴びて、ワトソンレイクへ戻る。彼らと過ごした時間はたった１晩なのに、もっと長くいたように錯覚する。もう時間は夕方だったので、出発はあきらめ、ビジターセンターで充電しつつ情報収集の続き。閉館後は再び湖畔の野宿地へ移動した。
暗くなってからテントを張り、うとうとしていると零時を回ったころに若者たちの騒ぐ声がして目を覚ます。平日だったので若者は学校でこんな時間に酒を飲んで騒ぐはずがないと思っていたが、よくよく考えたら今夏休み期間だったね。すぐ近くで酒とドラッグらしきものをやり始めたので危険を感じてテントから這い出て彼らと少し会話。簡単に自己紹介してまたテントに戻る。彼らはそのあとも１時間ほど騒いでいたが、やがていなくなった。ノーザンライツが見えないかなと思っていたが、見る暇なく気づけば朝になっていた。
ホワイトホースの名前の由来となった場所。激流かと思ったら以外にも普通。後で調べたら今はダムができたせいで水位が当時と違うとのことで。
先住民アート。
全身固い毛で覆われた謎の動物。
ビビりながら野宿。
ワトソンレイク名物。看板の森。
近くで野宿。
ビジターセンター内部
バイソンさん
