●基本情報
ジャスパー国立公園、バンフ国立公園はカナダのカルガリー近郊にある国立公園である。風光明媚な場所として世界的に有名。自転車乗りにはジャスパーとバンフを結ぶアイスフィールドパークウェイが憧れの道の一つとして有名である。
●入場料
国立公園に入場するには所定の入場料を支払う必要がある。2018年の入場料は以下の通り。
・デイユーズ:9.8ドル
・年間パス:67.7ドル
上記の通り1日辺り約10ドルかかるので7泊以上滞在する場合は年間パスが割安。
入場券はジャスパー国立公園、バンフ国立公園、ヨーホー国立公園、クートニィ国立公園の4つの国立公園共通となっている。
入場券の購入は公園ゲート(料金所)、バスステーション、ビジターセンターなどで可能。自転車乗りは通常、公園ゲートで入場券を購入する。
入場券はレイクルイーズで無料シャトルバスを利用したり、バンフで温泉の源泉を見学する際に使用することが可能。
●宿
国立公園内では30km程度毎にキャンプ場が現れる。ホステルは大体50km程度毎だろうか。詳しくは地図を参照してほしい。シーズン中であればすべてのキャンプ場が営業しているので宿には困らないだろう。満室という場合もあるが、ソロならだれかとシェアすれば何とかなるんじゃないかと思う。
・料金
相場は町の近くの整備されたキャンプ場は30ドル弱。その他道中にある簡素なキャンプ場は16ドル~20ドルといったところ。ホステルは大体近くのキャンプ場の2倍から3倍程度と考えればよい。
・支払い
現金またはクレジットカードが使用可能。
有人キャンプ場では場内にあるキオスクで支払うことができる。
無人キャンプ場ではセルフで支払う。カードで支払う場合は専用の紙にカード情報を記載して専用の現金ポストに投函する。現金の場合はおつりが出ないので料金ぴったりのお金を用意すること。ホステルは結局利用しなかったので分からない。
・営業期間
・キャンプ場
5月中旬から6月中旬にオープン。9月上旬から10月上旬にクローズ。
大方のキャンプ場は9月中に営業が終了する。9月上旬、中旬、10月上旬と段階的に閉鎖していくので泊まりたいキャンプ場の営業期間はきちんと確認しよう。
・ホステル
基本的に通年営業みたい。Hiと名前のつくホステルは会員制ホステルとなっており、会員以外が宿泊する場合は10%割り増し料金となる。
●物価
高い。アラスカを超える凄まじさ。ジャスパーやバンフは比較的まともなので必要なものは予めそこで購入しておくこと。
●補給
・食料
スーパー:ジャスパー、レイクルイーズ、バンフ
レストラン:Sunwapta、サスカチワン・リバー・クロッシング
食料の補給はジャスパーまたはバンフで済ませておいた方が良い。レイクルイーズにスーパーはあるが、1.5倍から2倍程度単価が上がる。
・水
レストランやビジターセンターで補給が可能。レストランではトイレの水道水を飲み水として補充した。ビジターセンターではペットボトル用の給水機があり、そこで手軽に水が補給できる。
営業しているキャンプ場ではあれば基本的に飲み水の補給が可能である。閉鎖されている場合は元栓が絞められているので補給不可。水の確保は事前に行っておく必要がある。フィルターを保持しているのであれば川や湖から飲み水を確保することが可能。
・ガソリン
ジャスパー、サスカチワン・リバー・クロッシング、レイクルイーズ、バンフの4か所でガソリン補給が可能。単価は上がるが精々600ml程度しか1回の補給で補充しない為、高くても誤差に過ぎない。
●WIFI
ジャスパー:ビジターセンター、A&W、ティムホーテンetc
アイスフィールド:ビジターセンター
バンフ:ビジターセンター、マック、ティムホーテン
●熊
道でよく見る。
●天候
カナダ政府の予報サイトは結構あたるので要確認。2000m級の高地なので防寒対策は必須。夏でも寒いらしいので覚悟しよう。
●マップ
配布されている無料マップは以下が最高。
https://rmvpublications.com/publications/folding-maps/
■リンク
ジャスパーキャンプ場情報
https://www.pc.gc.ca/en/pn-np/ab/jasper/activ/passez-stay/camping
バンフキャンプ場情報
https://www.pc.gc.ca/en/pn-np/ab/banff/activ/camping