ネクストジャーニー 世界一周と自転車

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ミャンマー自転車旅まとめ

■地図

・期間:2019/7/25 - 2019/8/19
・日数:26日
・距離:1282 [km]
■ビザ・出入国審査
 2019年現在、日本人はノービザで30日の滞在が可能。2019年9月までの試験的処置は更に1年間延長されるとのこと。
 入国/出国審査:問題なし。入国/出国カードに必要事項を記載しパスポートと一緒に提出。顔写真を撮影し入国/出国スタンプを押されて終了。質問もなかった。
■言語
 ミャンマービルマ)語
 他の東南アジア諸国と同様、観光地以外では英語を理解する人は少ない。ミャンマーはイギリス植民地だったこともあり英語は通じやすいと聞いていたがどっこいどっこいの印象。
 ありがとうございますはチーズテェンバーレー。ありがとうはチーズーバー。こんにちははミンガラーバー。発音が難しく覚えるのに苦労した。
■通貨
 ミャンマーチャット。2019年8月現在だと1000チャットが70円程度。ATMで引き出すことができる。最高額紙幣は1万チャットの様だが地方では5000チャットが最大でATMでも5000チャット札で引き出される。タイ国境の町だと30万チャットまで引き出し可能で、すべて5000チャットででてきたので財布がパンパンになってしまった。ヤンゴンでは60万チャットまで引き出し可能で1万チャット札と合わせて引き出される。手数料は引き出しの際に表示されなかったが5000チャット程度の模様。硬貨はない。
■宗教
 仏教。キリスト教。その他(ナッ信仰)。
 基本的にはほぼ仏教。イギリス植民地の影響でキリスト教は大都市には大聖堂があるが一般的には普及しているようには見えない。注意点としては仏教寺院では裸足にならなければならないということ。靴下も禁止の徹底ぶりである。脱ぎきしやすいサンダルがオススメ。パゴダとかでは普通に犬のうんことか遺跡ではコウモリの糞尿が落ちていて個人的には裸足は嫌なのだが、これがミャンマー文化なので受け入れた。
■単位
 現在はSI単位系を使っているがイギリス支配の影響で年配者は未だにマイルを使用している。
■気候
 南部は毎日雨に降られた。中、北部では雨は減るが土砂降りになると長続きする。一般的に5月から10月くらいまでは雨期らしく、ヤンゴンまでは曇り空で周期的に雨に降られる毎日だった。中、北部では乾燥地帯になるが雨が無くなるわけではなく土砂降りは普通にある。特にバガン周辺はドライリバーが多いので雨が降ると道路が寸断されるので注意。一日中雨になることは他の東南アジア諸国同様少なく、降ったり止んだりを繰り返すことが多い。ミャンマーの雨期には毎年洪水が発生しているので雨期に走行するチャリダーは注意されたし。今年も南部地域で洪水が発生してニュースになっていたし、マンダレーからタイ国境に向かうバスでは6時間近い大幅な遅延が発生した。
■治安・人柄
 良いと思う。ただしヤンゴンでは詐欺が横行していると聞くし、実際に被害にあったという人にも会った。具体的には無料で観光案内をしてあげると言って、後から金を請求するパターン。財布を見せてと言われ渡すと金を抜かれるらしい。自分の体験ではバガンで村を案内してあげるというおばさんがいたので10分程ついていったら5000チャットを請求された。仕方ないので2000チャットをあげた。親切な人も多いのだけれどぼったくりや詐欺まがいの行為をする人が多いなあという印象を受ける。なんとなくインドのイメージがぴったりくる。
■物価・食事・水・衛生面
 物価は東南アジア諸国中でも安い。食事も良い店にあたれば一食1000チャット(70円)で満腹になれる。食に対する満足度は一番高い。基本的にカンボジアと同じで沢山並べられた鍋におかずが入っており、一品注文すると生野菜とかスープ(酸っぱいが脂っこい料理には合う)とかが一緒についてくる。ごはんも山盛りで盛ってくれるし、タイと違って辛くない。最高。ただし、油が多いので良く腹を壊していた(多分油が劣化している)。こういった定食で1500から2500チャット。2500チャットのところは多分ぼったくられていると思うけど、とにかく腹いっぱい食えたので、まあいいかという気持ちになっていた。
 600mlのコークが500チャット(35円)。1Lの水300チャット。ここでも引き続き水は購入していた。がゲストハウスにはウォータサーバーが用意されているのでそんなに買うことはなかった。
 衛生面はカンボジアベトナムと同程度かなと言った印象。よく腹を壊したので。

■宿泊地
・探し方:グーグルマップで検索。レビューを見て決める。有名観光地や大都市は予約サイトで検索。
 ある程度の町であれば宿は検索で引っかかるのでレビューを見て値段などを下調べてしていった。外国人が英語でレビューが書いてあれば泊まれる可能性が高い。
 ミャンマーでは外国人はライセンスのある宿しか泊まれないという中国と似たルールがあり、宿探しはベトナムカンボジア、タイと比べて難しい。しかし今はネットの情報が充実しているのでそこまで困ることはないと思う。ちなみに野宿は禁止されている。バゴー周辺で野宿をしていたスペイン人サイクリストが襲われたことがあるという情報をネットで見たので野宿は避けるのが無難である。あと、小さい町の宿は値段が高く2万チャット以上する場合があるので節約派には悩ましい。バス移動も手である。安いし。
 基本的に2万チャット以上の宿はエアコン完備で設備もきれいなものが多い。1万チャット周辺だとファンのみとかWIFIが無いとかそういう宿が多い。朝食が付く宿が多かった。
WIFI・電源
 コーカレイ(Kawkareik)の宿ではWIFIが無かったが、その他の宿では基本的にWIFI有り。電源も普通にある。ただし停電が頻繁に発生するので充電できる時にしておくべきだ。
■道路・交通マナー
 右側通行。日本の中古車が多数走行しており、右側通行に関わらず右ハンドルの車をよく見る。
 2019年現在多くの道路を舗装整備中で悪路が多かった。もう何年かするとまともに走れると思う。路肩は牛車通行の為に意図的に未舗装にしているような箇所が多かった。
 交通マナーは悪い。基本的にはベトナムと似ている。クラクションは挨拶みたいなもんだ。
 ベトナム同様頻繁に料金所が出現するが、2輪車は払う必要はないようで料金所をバイパスする脇道が併設されていることが多い。まぁバイクの動きにそっていけば大丈夫。

自転車店
 ミャンマー自転車屋はあてにならないと思っていたが、そこそこまともな店は道中で見かけたし、多少の修理であれば全然できそうだと感じた。あと日本の中古ママチャリが多い。売っているチューブは専門店以外では基本的に米式バルブのみと思った方が良い。
■その他
 ミャンマーは長年軍事政権だった為、未だ多くの外国人立ち入り制限区域が設けられている。じゃあ実際にどこがダメなのよと今回事前に調査したのであるが、ざっくりとしたリージョン単位の情報しか得られなかった。Myawaddy - Kawkareik 間とかホントはダメなんじゃないかと思っていたが、パスポートチェックが検問であったくらいで問題なく通過できた。今回通ったルートであれば特に制限なく通行できたので情報としては有益かなと思う。もっとも既に先行しているチャリダーがおり、自分はそれをなぞっただけに過ぎないが。
■トラブル
 バガン周辺で豪雨にあい、川で道路が寸断されて2時間以上待たされた。
 タイへ戻るバスが大幅に遅延。10:30着の予定が実際には17時着なんてことになった。
■感想
 インフラは遅れているけど、ミャンマーの自然や文化は旅をしていて楽しかった。日本と似た文化が多々ありとても興味深い国である。まだまだ見足りない。アジア最後のフロンティアと呼ばれて久しいミャンマーだが、フロンティアは消えつつあるのかなと急速に発展するヤンゴンを見て思った。これからどんどん経済発展して消えてしまう景色も多くなると思うので、そうなる前にもう一度訪れたいと強く思っている。